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24式太極拳
6.左右倒巻肱(ズォヨウタオジェンゴン)
1回目
動作1


- 体を少し右に回す。
- 右手は、右股関節の横を通って、右後方上に弧を描いて肩の高さまで上げる。掌心は斜め上向き。
- 左手は、少し前に伸ばし、掌心は斜め上向き。
- 視線を右手方向に移す。
ポイント:
- 上体を右に回すのに合わせ、右手は、右股関節の横を通って、右後方上に上げる。体の回し終わりで、右手は右後方上で、左手は前に伸びる。上下の協調一致。
- 顔は、起勢の方向に向ける。
- 股関節を折り込み、重心を右足で支える。立身中正を意識する。
注意:
- 上体を右に回すときは、右股関節を折り込む。
- 右手は右股関節まで下げて、右後方約45°に上げる。後ろに回しすぎないこと。
- 上体の回転で、左膝を右に移動させないこと。膝はゆるめて前のままにする。
動作2

- 体を少し左に回す。(まだ右斜めを向いている)
- 左足を上げ、膝を曲げ右足の内側に寄せる。
- 右腕を曲げ、右手を耳横に近づける。親指を斜め上にする。
- 視線を前方に移していく。
ポイント:
- 体を少し左に回すのに合わせ、左足を右足の内側に寄せる
- 同時に、右手を耳横に近づける。
注意:
- 右膝を曲げたままで、立ち上がらないようにする。
- 右手を耳横に近づけとき、右肘は下げない。
動作3

- 体を少し左に回す。
- 左足を後方に移し、左足先を着地させる。(退歩(トゥイブー))
- 右手を耳横から右胸前に押し出しかける。
- 左手を引き下げかける。
- 前方を見る。
ポイント:
- 体を左に回すのにあわせ、左足を後方に移し、左足先を着地させる。
- 重心を左足に移さないこと。
注意:
- 上体が、立ち上がったり、前に傾いたりしないこと。
- 右手、左手の動きを止めないようにする。
動作4

- 重心を左足に移しながら体を左に回す。
- 左足踵を着地させ、足先を約45°外側に向ける。右踵を回し足先を前に向ける。右踵は持ち上げる。(虚歩)
- 右手は前に押し出し、掌心は前向き。指先は目の高さを超えない(推掌)
- 左手は左股関節の横に弧を描き下げる。掌心は上向き。
- 前方を見る。
ポイント:
- 左足踵を着地させたとき、重心はまだ右足にかかっていること。
- そして、徐々に重心を左足に移し、体を左に回し、上体は前方斜め左に向けて、立身中正になる。
- この動作と同時に、右腕は前方、左腕は後方に、引き下げ分け開く。
- 股関節を折り込み、右脚の膝はわずかに緩め曲げた状態にする。
注意:
- 上体は正面に向けないこと。
- 両足の横幅を5cm~10cmにする。
- 左足先を約45°を保つ。
- 左膝が内側に入らないようにする。
- 右足先を軸にして踵を回し、正面に向ける。 2回目
動作5

- 体を少し左に回す。
- 両腕を自然に緩め、左手を左後方上に弧を描いて肩の高さまで上げる。掌心は斜め上向き。右手の掌心も斜め上向き。
- 視線を左方向に移す。
ポイント:
- 動作1と同じ左右が逆になる。
注意:
- 動作1と同じ左右が逆になる
動作6



- 動作2~動作4と同じ。左右が逆の動作。 3回目
動作7

- 動作1~動作4と同じ。
4回目
動作8
- 動作5~動作6と同じ。
套路---左攬雀尾(ズォランチュウェイ )の動作説明
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